凡人の投資

何ら才能のない凡人のセミリタイア論

絶望の夜明け

とりあえず自分のことは一介の負け組サラリーマンということだけ知ってもらえればいい。

ぼくは日本が問題だらけだと思っている。絶望の国だ。

おおよそ人生つまらねー、というとその人個人の問題とされることが多いが

それは違う。日本がやばいから、そしてそこにあったライフスタイルを見つけられないからつまらないのだ。

日本がいまだ豊かな国だと思ってる人もいる。それは高齢者ほど多いだろう。

だけど若者はやばいと思ってる。時代は大きく変わっているのだ。

それは漠然とした不安ではない。データに裏付けられている。

日本の年収は海外先進国より低い。日本の経済成長率は海外先進国より低い。

中国に負けた、アメリカに負けたなどといっている場合ではない。

勝てるわけがないのである。

問題の大部分は人口構造に起因する。これをしっかりと理解すれば日本の現状、未来。

個人の理想的生き方が自然と見えてくる。適当にとってきたのでちょっと古いがさっそくみてみよう

 

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http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/shakaihoshou/dl/08.pdf

 未来予想の中でも人口の推移予想は信頼性が高いといわれてる。まずこうなるということだ。これを見ると若者はどんどんへり、老人がどんどん増える。当然総人口もどんどん減る。経済、投資 すべてのゲームがこのボードで行われる。

これを認識しよう。

人口が増えてく社会には希望がある。人口が減っていく社会には絶望がある。

簡単な話だ。人が増えてく社会では家が必要だ。建築、不動産に金が流れ込む。

出費も増加していく。それに対応するために生産が必要だ。労働者が必要だ。

だけど人が増えていってるんだから大丈夫。需要も供給もパイがどんどん大きくなっていくわけだ。人が減っていく社会ではその逆が起きる。

才能も然りだ。若者が100万いる国と 若者が10万いる国のどちらに天才が生まれる確率が高いか。勝負にならない。

明るい未来など描けるわけがない。

基本的に人間だれしも年をとりすぎれば働けないだろう。若者が老人を支えることになる。現状ただでさえ高い税金はどんどん上昇していく。消費はどんどん減る。経済はどんどん縮小していく。

これが絶望の国 日本だ。これを正しく認識しよう。知は力なり。

だけど安心しよう。成長、経済発展、勝利 そんなものを追求する社会など過去の遺物だ。日本でそれを追求するから苦しくなる。状況が変われば生き方も変える。

当然の話である